【安全装備を比較】嘘ばかり?!「軽自動車の安全性」を実際に検証してみた

僕は車を選ぶときに「安全性」をかなり気にします。
どんなに良い車に乗って、ドライブを楽しめても、自分が加害者の死亡事故を起こしてしまえばそこで人生は終了。車を楽しむどころか、生きるのがしんどくなるでしょう。
最近は安全技術が搭載されている車なら、事故の多くを防ぐことができます。
軽自動車は価格も安く、税金も安いのが魅力です。しかし、安全性はどうなのでしょうか?
今回は人気の軽自動車を中心に、安全性および安全装備を徹底比較し、おすすめの車種をご紹介します。

軽自動車の衝突安全は低いが、予防安全は高い水準

黄色い軽自動車
最初に結論からいうと軽自動車の安全性は、

  • ・衝突安全性は普通車よりも低い
  • ・予防安全は高い水準(車種による)

というのが実情です。
衝突安全性とは、他の車や障害物とぶつかったときの安全性のことをいいます。車体が小さく、骨格が強い作りにはなっていないため、軽自動車は普通車よりも衝突安全性が低いです。
一方で、自動ブレーキや車線逸脱防止などの予防安全性は普通車にも負けないレベルです。
ただし、車種によってバラツキがあります。「先進の予防安全技術搭載!」と謳いながら、実際には全然使い物にならない車種もあるので注意しましょう。

こんなにある!軽自動車の安全技術

おしゃれな軽自動車
まずは車全般に関係のある、車の安全装備についてあらためて確認してみます。
わかりにくい用語が並んでいますが、1つずつ理解しておきましょう。

運営会社株式会社ラビット・カーネットワーク
設立2014年7月
店舗数164店舗

車にはこれだけの安全装備があります。しかし、すべての軽自動車にすべての安全性能が装備されていることはまずありません。
車種によって安全性能は異なるので、欲しい車に必要な装備が付いているかを確認する必要があります。
中古車などで、少し古い型式の軽自動車を買う場合には安全装備が古い場合も多いです。
販売店に確認して、自分の欲しい車の条件に合っているか相談するのがベストでしょう。
特に子どもがいる家庭では安全装備に十分注意したいところですね。
https://readgram.jp/kids-for-car/

サイドエアバッグの有無は確認したいところ

サイドエアバッグ

出典:ホンダ公式サイト


エアバッグについては欧米では義務化されているものの、日本では義務化されていません。とはいえ、現在発売されている軽自動車にはエアバッグがほぼ確実に付いています。
ですから、エアバッグについてそこまで意識を向ける必要はないでしょう。
ただし、サイドエアバッグは別です。正面や側面の衝突から乗員を保護するエアバッグは、人間のサイドを守る大きな役割を果たしています。
しかし、残念ながらサイドエアバッグを標準装備としている軽自動車はまだまだ少数派です。
全方位からの衝突に備えたいのであれば、SRSエアバッグだけでなくサイドエアバッグが搭載されている車種を選ぶようにしましょう。

最近は自動ブレーキ装備の軽自動車が増えている

自動ブレーキ

出典:スズキ公式サイト


危険を察知すると自動でブレーキを踏んでくれる「追突被害軽減自動ブレーキ」はタイプ別の装備、つまりメーカーのオプションとして付けることがほとんどでしたが、最近は標準装備とする軽自動車が増えてきました。
ただ、現在でも自動ブレーキをオプション対応とする軽自動車が一定数あります。
「予算が足りないから」という理由で、自動ブレーキ非搭載の車を買う人も少なくありません。
そして残念なことに、軽自動車の自動ブレーキはまだまだ性能にバラツキがあります。
歩行者を認識できなかったり、夜間は作動しないこともまだまだあり、安全性能は車種によってかなり差があるのが実情です。
メーカーが嘘をついているわけではないですが「作動には条件があります」という文言ですべて言い逃れができてしまうんですね。
過度な期待はせず、安全運転を心がけることがなによりの安全対策と言えるかもしれません。

軽自動車の衝突安全は「予防安全性能アセスメント」を参考に

予防安全性能アセスメント
軽自動車は燃費性能を高めるために、車体の骨格がかなりヤワに作られています。
車体が軽くなることは燃費にとって非常に重要なので仕方ありませんが、子どもを乗せたりすることを考えると少し不安な面も拭えません。
正面だけでなく、側面からの衝突にも弱いことがほとんどです。もし軽自動車に安全性を求めるのであれば、上記で説明した安全装備(サイドエアバッグ)ができるだけ備わっている車を選ぶようにしましょう。
衝突安全性については、自動車事故対策機構がおこなっている「予防安全性能アセスメント」を参考にしましょう。
予防安全性能アセスメントは実際の車両を使って衝突試験を行い、その安全性能をランク付けしています。
とにかく安全性の高い車種が欲しいのであれば、メーカーの説明よりも予防安全性能アセスメントの結果を参考にしたほうが確実です。
自動車メーカーの公式サイトは良いようにしか説明しませんし、同じ「自動ブレーキ」であっても、メーカーごとに性能のバラツキが大きいからです。

軽自動車の衝突安全性はこれからの課題

N-VAN

出典:ホンダ公式サイト


衝突安全性こそ低いものの、予防安全装備については、軽自動車と普通車の差はなくなりつつあります。
それだけではなく、そもそもの車の設計自体が昔にくらべて格段に良くなっているのが軽自動車です。

後部座席はまだまだ危険がいっぱい

とはいえ、軽自動車の安全性が万全かと言われれば、そんなことはありません。
その理由の1つが、後部座席の衝突に対する安全性です。
わかりやすくいえば、後ろに乗っている人が事故にあったときに安全に守られるかということ。
後部座席の安全性については「自動車生活総合研究所」のサイトででこのように語られています。

頭部ヘッドレストとテールゲート(ハイトワゴン系の場合はちょうどリアガラスの位置)のクリアランスが15cm程しかないものがほとんどでした。以前、普通車の3列シートの3列目の安全性を別の場で指摘したことがありましたが、それよりも危険であると感じます。

これはつまり、後部座席とリアの開口部のスペース(間隔)がせまく、後方からの追突に弱いことを意味しています。
もし後部座席のシートを倒して(リクライニングして)利用しようものなら、頭部は相当な危険にさらされます。
後続車から追突されると、頭部をモロに損傷することになりかねないからです。
軽自動車は普通自動車にくらべて、後ろの骨格が強くありません。
それはつまり、リクライニングの有無にかかわらず後ろからの衝突に軽自動車は強くないということでもあります。

衝突に対する安全性はこれからの課題

いかにして衝突を防ぐ仕組みをつくるかですが、相手からの衝突は自分では防ぎようがありませんよね。
すべての車に自動ブレーキが装着されたり、いずれは自動運転にでもならない限り、衝突はなくなりません。
そもそも軽自動車というのはサイズに規定があります。一定以下のサイズに収めないといけないため、大きく作れないのです。
つまり、サイズを大きくしようがないので、いくら高剛性のボディをつかったとしても軽自動車の安全性には限界があるということです。
いまできる対策といえば、

  • ・少しでも衝突安全性の高い軽自動車に乗ること
  • ・普通車に乗ること

のいずれかということです。
安全性重視で、もし予算やサイズなどの事情が許すのであれば、普通車に乗ったほうが安全なのは言うまでもありません。
https://readgram.jp/newcar-lower-price/

ホンダ「N-BOX」はHonda SENSINGが全車標準装備

N BOX

出典:ホンダ公式サイト


ここでは軽自動車の中でも特に人気が高いホンダ「N-BOX」を例にとって、その安全性能について紹介します。
現行モデルのN-BOXはHonda SENSING(ホンダセンシング)という安全技術が全車標準装備になっています。
つまり、1番安いグレードを選んでも、自動ブレーキなどの装備がついてくるということです。
現状、価格と安全面を考えるとN-BOXを超える車種は存在しません。他と比較しようがないくらい、N-BOXはバランスが良い車です。
いまどんな軽自動車を買うべきか?と聞かれれれば、まちがいなくN-BOXをおすすめします。
スズキのスペーシアは良いライバルですが、安全装備の精度がまだまだ低いです。
さて、Honda SENSINGの機能は以下のとおりです。

  • 衝突軽減ブレーキ
  • 誤発進抑制機能
  • ・歩行者事故低減ステアリング
  • ・車線逸脱防止機能
  • アダプティブクルーズコントロール(自動追従機能)
  • ・車線維持支援システム
  • ・先行車発進お知らせ機能
  • ・標識認識機能
  • ・後方誤発進抑制機能
  • ・オートハイビーム

これらの安全技術のうち、やはり「自動ブレーキ」と「誤発進抑制機能」はマストだと思います。
高速道路をよく走る人にとっては「アダプティブクルーズコントロール(自動追従機能)」も欲しいところ。
特に最近は高齢ドライバーの事故も増えていますから、こうした安全技術でこれ以上の悲惨な事故が起きないようにしたいところです。
https://readgram.jp/cars-for-older/

N-BOXの自動ブレーキ性能は高い水準

NBOXの自動ブレーキ

出典:ホンダ

約30km以下で走行中に前方の車を衝突しそうになると、自動でブレーキをかけて衝突を回避・軽減してくれます。
自動ブレーキは前走車だけでなく、歩行者にも対応しています。たとえば物陰から突然子どもが飛び出して来たときでも、自動ブレーキで衝突を回避(あるいは軽減)。
自動ブレーキと言いつつ、まともに作動しないメーカーも多いですが、Honda SENSINGの自動ブレーキは高性能です。ちゃんと止まってくれます。

坂道の後退を防ぐヒルスタートアシスト

坂道で発進をするときにコワイのが、ブレーキを離したときに後退することです。あれ、心臓が浮く感じがしてイヤなんですよね(苦笑)
後続車との車間距離があればいいのですが、詰まっているときは衝突しかねません。
そういった危険性を排除してくれるのが「ヒルスタートアシスト機能」です。
ヒルスタートアシスト機能とは、いばわ坂道発進のアシスト機能です。坂道で停止したあと、ブレーキを放してもすぐには後退せずに数秒間はそのまま止まってくれます。
細かいところですが、坂道で渋滞しているときなどにも効果を発揮してくれます。

急な加速を防ぐ「誤発進抑制機能」

シフト操作を誤り、Dモードに入れたままアクセルを全開にして歩行者に突っ込んでしまう事故が相次いでいます。
こうした急加速を防ぐ機能もHonda SENSINGは提供しています。
特に高齢ドライバーにありがたい機能ですが、どんな運転者にとっても誤発進は起こりえますから注意したいですね。

側面からの衝突でも保護してくれる(タイプ別設定)

NBOXのサイドエアバッグ

出典:ホンダ公式サイト


車の事故は前方からだけではありません。
横から衝突されたときにも乗員の保護性能を高めてくれるのが「サイドカーテンエアバッグ」です。
ホンダ独自の「容量変化タイプ」のエアバッグで、開く速度や圧力に変化を加えることで乗員への衝撃を緩和します。
これらのサイドエアバッグはN-BOXの場合、タイプ別設定となっているため、全車に付いているわけではありません。

普通車と軽自動車の安全性の差がなくなる日

N-BOXカスタム

出典:ホンダ公式サイト


軽自動車の安全性能は着々と進化を遂げています。とはいえ、普通車と比べると、その差は大きいのが現状です。
では、いつになれば普通車と同じ水準の安全性になるのでしょうか?
そのためには、安全装備にかかるコストが下がらなければいけません。
軽自動車は価格の安さが売りでもありますから、どうしてもコストがかけられません。つまり、普通車では当たり前に装備されるような安全技術も、軽自動車には予算の都合で設定できないというわけです。
ですから、価格の安い軽自動車にも当たり前に安全技術が装備されるには、もう少し時間がかかるでしょう。
とはいえ、2015年頃までN-BOXの自動ブレーキはオプション設定でした。それが5年も経たないうちに全車標準装備になったことを考えると、安全装備は非常にスピーディに広まっています。

オプションだとしても、安全装備はつけるべき

ジムニー

出典:スズキ公式サイト


残念ながら軽自動車は標準では安全性能が高いとは言えません。
やはり多少のお金を払ってでも、オプションを装備することがオススメです。
特に、小さい子どもを乗せることが多いのであれば、安全性能にはこだわりたいところ。
オプションで安全装備を追加すれば当然お金は余計にかかりますが、それで歩行者との事故を防げると思えば安いもんです。ましてや死亡事故でも起こそうものなら、億単位の賠償金になることもありますからね。
軽自動車は安くて購入しやすいですが、安全性についてはきちんと理解した上で検討するようにしましょう。
もし軽自動車への買い替えを考えているのであれば、いま乗っている車を少しでも高く売って購入予算をアップさせるのがオススメです。
車が高く売れれば、安全装備を付けたり、車のグレードを上げることだって可能です。
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